英語の読み書きが苦手な中学生の期末テスト
今日は、英語教室に通ってくれて約8ヶ月の読み書き困難のある中学生さんについて書きます。
このお子さんは、リスニングや口頭でのやり取りが得意です。
高校生でも口頭でのやり取りを難しく感じるお子さんも多い中、この生徒さんはスムーズに英語でコミュニケーションができます。
でも読み書き困難があるため、テストで点数が取れないのです。
もし口頭で聞いてもらえたり、読み上げてもらえたらきっと答えられるでしょう。タブレットを使って回答を書いて良いのならきっと書けるでしょう。
でも、今のところそういった対応が叶わない現実があり、読んで書くことが大半を占める通常のテストでは点数が取れません。
お母さまに聞いている限りでは、英語レッスンは楽しく通っているけれど、学校の英語テストや授業への抵抗が大きいとのこと。
その状況がわかっているから、こちらからテストについて尋ねたことはありませんでした。

ところがこの前のレッスンで、自らテストの話をしてくれたんです。
単語の読み練習をしていた時に、「この単語テストに出た!この単語も!」と。
なんとなく声が明るかったので自然の流れで「テストどうだった?」とはじめて聞いてみました。
そしたら生徒ちゃん「あ読める!って思って…嬉しかった」と教えてくれました。
この「嬉しかった」の一言がどれほど大きいか。
周りのみんなが当たり前にできることができなくて辛い思いや不安な思いもしてきていると思います。
苦労している分、これからも「できる」喜びにたくさん出会ってほしいです。
テスト云々だけでなく、また「できる」「できない」も超えて、自分らしく成長して人生の幅を広げていってくれたら嬉しいし、そこに少しでも貢献できる自分でありたいと思いました。

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英語教室カラフルスターズ
講師:ふたくち しき